摂食障害患者への違法な身体拘束認定 病院に賠償命令 東京地裁

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写真はイメージ=ゲッティ
写真はイメージ=ゲッティ

 摂食障害の治療で入院した病院で不当に身体拘束されたとして、東京都の武田美里さん(27)が病院を運営する公立学校共済組合に約2500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(伊藤正晴裁判長)は24日、拘束を違法と認め、110万円の支払いを命じた。日本の病院は海外に比べて精神疾患などの患者が頻繁に身体拘束されているとの調査があり、専門家は「精神的なトラウマになる。抑制的であるべきだ」と警鐘を鳴らす。

 判決によると、武田さんは14歳だった2008年5月に入院。点滴を自ら抜き取るなどしたため「治療に協力する意思がない」と判断され、両手足と肩をベッドに拘束された。拘束期間は77日間に上った。

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