合併問題「学生と対話も」 第16代静岡大学学長・日詰一幸さんに聞く /静岡
毎日新聞
2021/6/25 地方版
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日詰一幸氏(65)が4月1日、第16代の静岡大学学長に就任した(前任は人文社会科学部長)。任期の4年間で、大学運営についてさまざまな課題に取り組んでいく。学生にとってあまり身近ではない「学長」という存在。日詰学長に今後の抱負などについて聞いた。【しずおかキャンパる取材班】
静大に人文学部(現人文社会科学部)の助教授(現准教授)として赴任したのは1996年のこと。当時の印象について「高低差のあるキャンパスの中で、白い建物が点々としている、(緑豊かな)光景が印象的だった」という。だが通い始めると「急な登りがかなりきついことがわかった」と笑う。
幼少期は学校の先生になることが夢だった。黒板にチョークで文字を書く音が好きで、両親に小さな黒板を買ってもらい、家で授業ごっこをして遊んでいた。
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