車椅子の横沢高徳議員、24年ぶりバイクで疾走 障害者利用促進

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障害者用バイクにまたがり説明を受ける横沢高徳参院議員(中央)=千葉県袖ケ浦市で2021年6月7日午前10時35分、遠藤修平撮影
障害者用バイクにまたがり説明を受ける横沢高徳参院議員(中央)=千葉県袖ケ浦市で2021年6月7日午前10時35分、遠藤修平撮影

 再びオートバイにまたがって風を感じたい――。かつてモトクロス選手として活躍し、今は車椅子で議員活動を続ける立憲民主党の横沢高徳参院議員(49)が6月、実に24年ぶりにその願いをかなえた。「障害を負った人たちが生きる喜びを感じられる機会を作り、共生社会の輪を広げたい」。まだまだ普及率が低い障害者用バイクの利用促進に向けて、パラアスリートとしても活躍した横沢氏が自ら体験会に参加した。

 「最高ですね。もっとスピードを出したかった」。6月7日、千葉県袖ケ浦市のサーキット「袖ケ浦フォレストレースウェイ」。1周2・5キロのコースを繰り返し周回した横沢氏は、ピットに戻り、スタッフの手を借りてバイクを降りると、興奮冷めやらぬ様子で笑みをこぼした。

 横沢氏が参加したのは、相模原市の一般社団法人「サイドスタンドプロジェクト」が開いた「パラモトライダー体験走行会」。事故などで手足に障害を負った人に再びバイクに乗ってもらえるよう応援する取り組みだ。

 使用したバイクは、通常、足で操作するギアチェンジが左手のみでできる特別仕様車で、排気量は853㏄。横沢氏は、転倒防止の補助輪が付いた別のバイクで約15分間練習した後、サポートを受けながら補助輪のないバイクにまたがり、いざサーキットのコースへ。

 走り始めはスタッフに支えられていたが、すぐに慣れると徐々に加速し、直線では最高時速160キロで走り抜けた。カーブでは車…

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