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東京に駐在する外国メディア特派員の目に、私たちの社会はどう映っているのだろうか。韓国、フランス、米国、バングラデシュ、シンガポールの個性豊かな記者たちがつづるコラム「私が思う日本」。第12回はブルームバーグ通信(米国)のリサ・ドゥ東京特派員が運転免許証切り替えの際に感じたある矛盾を取り上げる。
6月初め、米国の運転免許証を日本の免許証に切り替えた。待望の日本の運転免許証だ。しかし、私はこの手続きで、これまで以上に自らが「外国人」であることを認識させられた。
外国人にとって、運転免許証の切り替えは面倒な手続きだ。特によく話題になるのは運転技能の試験を受けた回数で、私は2回不合格となり、3回目で日本の運転免許証を手にした。
私は米国時代、16歳で運転免許証を取得し、家族が保有するトヨタ自動車の…
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