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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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「我々がなぜ、ここに」 リュウグウ採取試料の分析始まる 京都

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圦本尚義・北海道大大学院教授(中央)からリュウグウの試料を受け取る堀場テクノサービスの沼田朋子部長(左)ら=京都市南区の堀場テクノサービスで2021年6月24日午前11時30分、福富智撮影
圦本尚義・北海道大大学院教授(中央)からリュウグウの試料を受け取る堀場テクノサービスの沼田朋子部長(左)ら=京都市南区の堀場テクノサービスで2021年6月24日午前11時30分、福富智撮影

 探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから採取した試料の初期分析について、分析機器大手「堀場製作所」のグループ会社・堀場テクノサービス(京都市南区)が参画する化学分析チームの開始式が24日、同社であった。同チームリーダーの圦本(ゆりもと)尚義・北海道大大学院教授(宇宙化学)は「我々がなぜ、どうしてここにいるのかを問う最初のデータを得ることができる。更なる科学の発展に役立ててもらうことが我々のミッションだ」と述べた。

 はやぶさ2は2020年12月、リュウグウから砂や石などの試料を持ち帰った。試料を分析することで、生命誕生の謎や、太陽系が誕生した当時の様子に迫ることが期待されている。

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【はやぶさ2】

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