突然、途切れ、湾曲…点字ブロック、使いづらいケースも

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JR新橋駅の汐留地下改札から東京メトロ銀座線(左奥)へ乗り換える通路。点字ブロックは階段を下りたところで途切れている=東京都港区で2021年6月23日午前11時12分、尾籠章裕撮影
JR新橋駅の汐留地下改札から東京メトロ銀座線(左奥)へ乗り換える通路。点字ブロックは階段を下りたところで途切れている=東京都港区で2021年6月23日午前11時12分、尾籠章裕撮影

 東京パラリンピックの開幕まで2カ月に迫る中、バリアフリーの課題を探る企画の2回目は「点字ブロック」に着目する。街のあちこちで見かけるが、なぜか途中で切れていたりするなど「不十分」なものや「残念」なものがあふれている。【五十嵐朋子/東京社会部】

 取材のきっかけは、読者からの手紙だった。

 「新橋駅で点字ブロックが途切れているところがあります。このままでいいのでしょうか」

 東京都港区の新橋駅へ行ってみた。JR線から東京メトロ銀座線へ乗り換える途中の通路。JRの改札から、脇に店舗が並ぶ広い通路に点字ブロックが100メートルほど続く。階段を下りると、その先がない。10メートルほど先を見ると、銀座線の改札へと続く別の点字ブロックのルートがあった。

 「困ったように白杖(はくじょう)で床を探っている人を見かけ、声をかけました」。手紙にはこう書かれていた。東京メトロによると、この場所はJR東日本の敷地との境目に当たるという。「点字ブロックをつなげる…

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