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東京オリンピックの分岐点

/7 首相辞任、簡素化「極論を言えば開会式はなくてよい」

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2020年東京五輪の1年前準備状況報告会で、あいさつする安倍晋三首相。左はバッハIOC会長=東京都千代田区の東京国際フォーラムで2019年7月24日、宮本明登撮影
2020年東京五輪の1年前準備状況報告会で、あいさつする安倍晋三首相。左はバッハIOC会長=東京都千代田区の東京国際フォーラムで2019年7月24日、宮本明登撮影

 新型コロナウイルスの影響で延期となった東京オリンピック。開催か中止か。その分岐点はどこにあったのか。大会関係者が明かした「本音」とともに、この1年余を振り返る。13回連載の7回目は「首相辞任、簡素化」。<次回は6月29日掲載予定>

 東京オリンピック・パラリンピックの旗振り役の決断に激震が走った。2020年8月28日午後、安倍晋三首相が体調不良を理由に辞任を表明した。13年9月の招致演説で東京電力福島第1原発の状況を「アンダーコントロール」と訴えて国際社会の不安を拭い、20年3月には国際オリンピック委員会(IOC)との電話協議で史上初の延期を決め、中止の流れを避けた。

 スポーツ業界通「五輪の強力な推進者がいなくなり開催へ黄信号がともった。安倍氏だからここまで延期で引っ張ってこられた。次の首相が誰になっても安倍氏ほど開催前提で推進していけるとは思えない。大会の財政保証の最後は国で、保証人は代わる。IOCのバッハ会長にとっては痛手ではないか」

 官僚K「安倍さんが退陣すれば五輪を『やりたい』と言う人はごく一部になってしまう。延期を1年で押し通したのは…

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