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バイデン政権2021

第46代米大統領となったバイデン氏。分断された国内や不安定化する国際情勢にどう対応するのでしょうか。

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バイデン氏、「平等法」早期成立求める 性的少数者の権利擁護を訴え

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性的少数者(LGBTQなど)の権利について啓発を促す「プライド月間」に合わせて演説するバイデン米大統領=ホワイトハウスで2021年6月25日、AP
性的少数者(LGBTQなど)の権利について啓発を促す「プライド月間」に合わせて演説するバイデン米大統領=ホワイトハウスで2021年6月25日、AP

 バイデン米大統領は25日、ホワイトハウスで、性的少数者(LGBTQなど)の権利について啓発を促す「プライド月間」に合わせて演説し、性的少数者への差別を禁止する「平等法」の早期成立を上院に求めた。バイデン氏は「ホワイトハウスに『プライド』が戻ってきた」と強調。3年半以上にわたり空席となっていた性的少数者の人権擁護担当特使も新たに任命し、国内外で差別解消に取り組む考えを示した。

 バイデン氏は25日、南部フロリダ州で2016年に性的少数者ら49人が死亡する銃乱射事件が起きたナイトクラブ「パルス」を国の記念施設とする法案に署名。性的少数者だと公言する初の米閣僚であるブティジェッジ運輸長官らを前に「史上最も性的少数者を平等に扱う政権を率いることを誇りに思う」と述べた。

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【バイデン政権2021】

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