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トランスジェンダー理事を「女性」と発表 JOC、性自認理解不足

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渋谷の街をパレードする東京レインボープライド共同代表理事の杉山文野さん(手前左)=東京都渋谷区で2019年4月28日午後2時、長谷川直亮撮影
渋谷の街をパレードする東京レインボープライド共同代表理事の杉山文野さん(手前左)=東京都渋谷区で2019年4月28日午後2時、長谷川直亮撮影

 フェンシング女子の元日本代表で、心と体の性が一致しないトランスジェンダーとして性的少数者(LGBTQなど)の理解を訴えてきた杉山文野さん(39)が25日、日本オリンピック委員会(JOC)の新理事に選ばれた。杉山さんの性自認は男性だが、JOCは「女性理事」として発表した。杉山さんは「僕自身はこだわりはない。多様な視点で議論していきたい」と話しているが、専門家らは「本人の性自認が尊重されるあり方が望ましい」と指摘する。

 杉山さんは女性の体で生まれたが、心は男性のトランスジェンダーで、性の多様性を訴えるイベント「東京レインボープライド」の共同代表理事を務める。女性のパートナーが精子提供を受けて出産し、杉山さんは「父親」として一緒に暮らし子どもを育てている。

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