平泉、観光振興へ模索 世界遺産登録10周年 コロナ追い打ち「県内連携が鍵」 /岩手

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世界遺産登録10周年を迎える中尊寺の本堂=岩手県平泉町平泉で2021年6月24日、山田豊撮影
世界遺産登録10周年を迎える中尊寺の本堂=岩手県平泉町平泉で2021年6月24日、山田豊撮影

 平泉の世界文化遺産登録が決まってから26日で10年を迎えた。当時、東日本大震災から3カ月あまり後に届いた吉報に県内全体が沸き、復興のはずみになると期待された。平泉町や県は今年、10周年を記念したイベントなどを開催して再び機運を盛り上げようと取り組む。ただ観光客数は数年前から伸び悩んでおり、ようやく増えてきたインバウンド(訪日外国人客)も新型コロナウイルスで水を差された。【山田豊】

 平泉町観光商工課によると、同町への観光客数は2011年は約192万人だったが、登録翌年の12年には「世界遺産効果」で約264万人に急増した。平泉文化遺産センターの千葉信胤(のぶたね)参与は「震災で激減した観光客を呼び戻すきっかけになり、その意味では復興に貢献できた」と振り返る。

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