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路上生活者らによるダンスグループの活動を通して、日本社会の今を映し出すドキュメンタリー「ダンシングホームレス」の上映が26日、ポレポレ東中野(中野区)で始まった。7月9日まで。昨年公開され、米国のドキュメンタリー映画の賞を受けるなど内外で高い評価を得てきた。新型コロナ禍による生活困窮の広がりが一層深刻な今、「普通の暮らし」と「路上生活」との間のわずかな境界を描いた作品は、改めて話題を呼びそうだ。
カメラは、ダンサー・振付師のアオキ裕キさんが路上生活者たちと2005年に結成した「新人Hソケリッサ!」の日々を追う。アオキさんは、テレビCMや著名ミュージシャンのプロモーションビデオの振り付けなど、ダンス界の第一線で活動。ニューヨークへのダンス留学から帰国後、あるきっかけから路上生活経験者の肉体によるパフォーマンスの可能性に思い至る。作品は、彼らの公演・練習風景と活動への思い、メンバーそれぞれが…
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