北朝鮮の食糧難深刻 国連機関「秋に過酷な状況も」 韓国は支援模索

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北朝鮮南西部の黄海南道で農地を視察する金徳訓首相(中央)=朝鮮中央通信・朝鮮通信
北朝鮮南西部の黄海南道で農地を視察する金徳訓首相(中央)=朝鮮中央通信・朝鮮通信

 北朝鮮が最近になって食糧不足を公然と認めたことを契機に、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が人道支援名目での南北交流再開を模索している。北朝鮮は昨年の台風や水害の影響で食糧危機に陥っているとされ、穀物の収穫期を迎える秋までが正念場。ただ、北朝鮮はこれまで支援を拒絶し続けており、韓国は公式提案のタイミングを慎重に探っている。

 「昨年の台風被害で穀物生産計画を達成できず、人民の食糧事情が緊張している」。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は15~18日に開かれた党中央委員会総会の初日、食糧難を率直に認めて、対策を検討するよう指示した。農業が最重要かつ最優先課題であるとして、災害に備えるために気象観測部門との緊密な連携を図るとともに、他部門にも全面的な支援を求めた。

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