大戦末期の旧海軍地下壕 資料館で内覧会 公開向けネットで資金募る 「昭和の安茂里を語り継ぐ会」 /長野

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旧海軍が建設を進めた地下壕の説明をする「昭和の安茂里を語り継ぐ会」の会員と中をのぞく内覧会の見学者=長野市安茂里小市で2021年6月27日、鈴木英世撮影
旧海軍が建設を進めた地下壕の説明をする「昭和の安茂里を語り継ぐ会」の会員と中をのぞく内覧会の見学者=長野市安茂里小市で2021年6月27日、鈴木英世撮影

 長野市安茂里小市の山林に残る、太平洋戦争末期の旧海軍地下壕(ごう)の保存、研究をする住民団体「昭和の安茂里を語り継ぐ会」は27日、地下壕そばに準備中の資料館の内覧会を行った。また同日から地下壕の一般公開を目指し、工事費用などの寄付を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。

 資料館には、海軍の地下壕掘削の様子が記されている旧安茂里村長の日記などから同会がまとめた研究資料を展示。また、近くの民家で見つかった、当時工事に関わったとされる海軍士官の宿舎だったことを示す表札や、いかりのマークの付いた海軍の食器など関連史料が並ぶ。さらに旧…

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