再考エネルギー

太陽光発電が「公害」(その1) 自然破壊・景観悪化 37府県でトラブル

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岡山県赤磐市では、東京ドーム17個分に相当する82ヘクタールに敷き詰められた太陽光パネルが設けられている=1日、本社ヘリから木葉健二撮影
岡山県赤磐市では、東京ドーム17個分に相当する82ヘクタールに敷き詰められた太陽光パネルが設けられている=1日、本社ヘリから木葉健二撮影

 太陽光発電設備の設置が引き起こす景観や自然破壊などの問題が各地で深刻化している。毎日新聞が47都道府県を取材したところ、8割がトラブルを抱えていることが分かった。原子力発電に代わる主力電源として期待されながら、全国で公害化する太陽光発電。何が起きているのか。

 「晴れの国」で知られる岡山県。5月下旬、日射条件が良く、白桃が名産の赤磐市に入ると、緩やかな山の斜面に墨を流し込んだように真っ黒な太陽光パネルが広がっていた。

 4月、石油元売り大手の出光興産がこの地で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の稼働を始めた。東京ドーム17個分に相当する82ヘクタールにパネル32万枚が並ぶ。年間発電量が6500万キロワット時に上る巨大発電所だ。

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