「記者の個人情報提供すれば資産凍結解除」香港当局、りんご日報に要求

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2020年8月当時の香港紙「蘋果日報」のビル=香港で福岡静哉撮影
2020年8月当時の香港紙「蘋果日報」のビル=香港で福岡静哉撮影

 香港国家安全維持法(国安法)違反罪に問われ廃刊に追い込まれた民主派の香港紙「蘋果(ひんか)(りんご)日報」が、香港当局から資産の凍結を解除する条件として、社員のリストなどの機微情報の提供を求められていることが明らかになった。経営陣が弁護団と対応を検討している。香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」(電子版)が27日に報じた。

 同紙によると、香港国家安全当局は、蘋果日報社など関連する3社の資産計1800万香港ドル(約2億6000万円)を凍結している。資産凍結解除に関する当局と同社の交渉の進捗(しんちょく)状況に関する内部メールに、「(社員の)給与支払いのために資産凍結の解除を申請したが、当局は、さらに機微情報を提供するよう要求した」と記されていた。機微情報には社員のリストが含まれているといい、一部の社員は個人情報を提供…

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