歩車分離信号の設置率、伸び悩む 全国平均4.6%

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福岡市の中心部には、歩車分離信号が目立つ=同市中央区天神で、江刺正嘉撮影
福岡市の中心部には、歩車分離信号が目立つ=同市中央区天神で、江刺正嘉撮影

 歩行者が青信号で渡っている交差点の横断歩道を、右左折車が横切らないようにする「歩車分離式」信号機の普及が進まない。ダンプカーによる左折巻き込み事故で息子を亡くした両親が「人と車を青信号で同時に通す信号システムが事故を招いた」と思い立ち、歩車分離信号の普及を訴え続けて約30年。全国の警察も2003年度以降、事故多発地点や通学路を重点に設置してきた。だが、設置率は全国の信号機の4・6%(19年度末)にとどまり、九州・山口でも設置率は伸び悩んでいる。【江刺正嘉】

 歩車分離信号は▽交差点の車線を直進、右・左折の三つに分離し、青信号で歩行者が横断中は並走する直進車だけを通し、その後に右左折車を通す「車線分離」▽全方向の車を一斉に止め、歩行者を横断させる「スクランブル」――など複数の方式がある。

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