駅前でヘイトと闘う読書会 川崎市「条例」全面施行から1年

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JR川崎駅前で「読書会」を開く主催者の木村夏樹さん(左)らメンバーたち=川崎市川崎区で2021年6月26日午前11時51分、小出洋平撮影
JR川崎駅前で「読書会」を開く主催者の木村夏樹さん(左)らメンバーたち=川崎市川崎区で2021年6月26日午前11時51分、小出洋平撮影

 川崎市のJR川崎駅前で毎週末、外国出身者やその子孫に対するヘイトスピーチができないように、本を読みながら警戒する「読書会」が開かれている。川崎市がヘイトスピーチに対して刑事罰を科す全国初の「差別のない人権尊重のまちづくり条例」を全面施行して1年。直接的な差別表現を避けた街頭宣伝はなくならないものの、過激な言葉ではなく読書という文化でヘイトスピーチに対抗している。

 6月中旬の土曜日。午前9時ごろから駅前広場に掲げられた「川崎駅前読書会」の看板に人が集まり始めた。参加者は椅子に座って本を読んだり談笑したりしながら、SNS(ネット交流サービス)で告知しない急な街宣活動に対応できるように目を光らせた。

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