特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

東京五輪 失われた「主権者」の気概 アスリートも意見を 政治学者・白井聡氏

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
=山田尚弘撮影
=山田尚弘撮影

 新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念されるなか、東京オリンピックが強行されようとしている。政府は開催に突き進み、国民の間には不安や不信、諦めにも似た感情が広がる。気鋭の政治学者で、京都精華大専任講師の白井聡氏が指摘する、コロナ下の五輪であらわになったこの国の病巣とは。

 いま五輪の開幕を楽しみにする、待ちわびるような人々はどのぐらいいるのでしょうか。これほど多くの国民が開催に疑問を抱く五輪はかつてありませんでした。なぜ、こうなってしまったのでしょうか。

 直接的な理由は、五輪が菅義偉政権維持のための装置となっているからです。政権が描くストーリーは次のようなものです。五輪が始まれば「がんばれ! ニッポン!」と盛り上がる。自国開催の地の利を生かして金メダルラッシュとなれば、やって良かったとなる。その余勢を駆って解散・総選挙に臨む――。

この記事は有料記事です。

残り2151文字(全文2520文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集