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九州豪雨

2020年6月、梅雨前線の影響で九州各地が記録的な大雨に見舞われました。被害や復興の状況を伝えます。

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発生1年 肥薩線復旧、道険し 球磨川治水計画、未定影響

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九州豪雨で被災し復旧のめどが立っていないJR肥薩線。右側を流れるのは球磨川=熊本県八代市坂本町で2021年6月6日午後0時34分、西貴晴撮影
九州豪雨で被災し復旧のめどが立っていないJR肥薩線。右側を流れるのは球磨川=熊本県八代市坂本町で2021年6月6日午後0時34分、西貴晴撮影

 2020年7月の九州豪雨では、氾濫した球磨川沿いを走るJR肥薩線が橋の流失など甚大な被害を受けた。全線復旧には巨額の費用が必要だが、JR九州は新型コロナウイルスの感染拡大で業績が悪化しており、不採算路線である肥薩線復旧への道のりは険しい。復旧に向けたJRと自治体との協議も始まる気配はなく、沿線住民らは不安を募らせている。

 熊本県南部の山間部を流れる球磨川沿いの細い道を時折、工事車両が走り抜ける。新しいアスファルトが敷かれた道路脇には鉄道用信号が立っている。豪雨前、肥薩線の線路だった。豪雨で寸断された道路の迂回(うかい)路としてJR九州が自治体などに線路を提供し、球磨村や八代市坂本町などの約15カ所計4キロが応急路として舗装されている。

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