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沖縄戦

「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から76年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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10代の学生2000人、戦場に動員 戦闘や医療…半数が犠牲

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沖縄戦に動員されたとみられる14歳の少年兵(左)=1945年7月撮影(沖縄県公文書館提供)
沖縄戦に動員されたとみられる14歳の少年兵(左)=1945年7月撮影(沖縄県公文書館提供)

 Q:76年前の沖縄戦では10代の学生たちも戦場に駆り出されたと聞いたけれど?

 A:沖縄戦では14歳以上の男子学生約1500人と15歳以上の女子学生約500人が学徒隊として日本軍に動員されました。14~16歳の男子学生の動員は法的な手続きに沿ったものではなかったと指摘されます。こうした学校単位の動員とは別に、遊撃隊や義勇隊などとして戦場に動員された少年兵もいました。

 男子学生は「師範鉄血勤皇隊」や「一中通信隊」などと呼ばれ、日本軍の部隊に分かれて配属されました。軍の弾薬や食糧を運んだり、壕(ごう)を掘ったり、破壊された橋を修理したりしました。米軍との戦闘や陣地への斬り込みに参加させられた学生もいました。女子学生は野戦病院となった壕で負傷兵の世話や手術の手伝いにあたりました。砲弾が飛び交う壕の外で食事を運んだり、遺体を埋葬したりする危険な作業もありました。「ひ…

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