iPS角膜移植、慶応大の臨床研究了承 厚労省、22年春にも
毎日新聞
2021/6/30 18:14(最終更新 6/30 18:14)
有料記事
621文字
- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
厚生労働省の再生医療等評価部会は30日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った細胞を、目の角膜が濁る病気「水疱(すいほう)性角膜症」の患者に移植し、視力の回復を図る慶応大の臨床研究計画を大筋で了承した。この病気の患者にiPS細胞由来の細胞を移植するのは世界初という。来春にも患者に移植される予定。
慶応大の研究チームが6月に申請していた。水疱性角膜症は、外傷などで角膜内皮細胞が減少して角膜が濁り、視力が低下する病気で、患者は国内に約1万人いるとされる。チームによると、根本的な治療は角膜移植…
この記事は有料記事です。
残り373文字(全文621文字)