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ワクチン有効性、国内でも検証 厚労省研究班

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自衛隊大規模接種センターで、接種を待つ人たち=千代田区の大手町合同庁舎3号館で、小出洋平撮影
自衛隊大規模接種センターで、接種を待つ人たち=千代田区の大手町合同庁舎3号館で、小出洋平撮影

 国内で接種が進む新型コロナウイルスのワクチンについて、日本人に対する効果やその持続期間の検証を、厚生労働省の研究班が始めた。ワクチンの有効性についてのデータは、海外の臨床試験や研究が中心のため、国内の高齢者や一般の集団でどれぐらい効果があるのかを確かめる狙いがある。

 国内で使われているワクチンは現在、米製薬大手ファイザー社製と米モデルナ社製の2種類。いずれも人工的に作ったウイルスの遺伝情報の一部を体内に入れ、抗原となるたんぱく質を作り出して抗体反応を導き出す「メッセンジャー(m)RNAワクチン」だ。12日現在、国内人口の29・6%が1回目の接種を、17・8%が2回目の接種を終了した。海外の臨床試験では、ファイザーは95%、モデルナも94%発症を抑える効果が確認されている。一方、国内の試験は小規模で、安全性や接種で導かれる抗体の量を調べるにとどまっていた。

 研究班の福島若葉・大阪市大教授(公衆衛生学・疫学)のチームは、同大病院の医療従事者らから希望者約1500人を目標に募り、半年間観察。1週間に1度、健康状況の報告を受け、2回接種を受けた人と、接種を1回も受けていない人とで発症割合を比較し、予防効果を確かめる。1回目と2回目の接種前、2回目の接種後4週間と6カ月の時点で採血し、細胞への感染を防ぐ血液中の中和抗体の量や持続期間を分析。無症状感染の有無…

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