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三菱電機で発覚した鉄道車両向け空調機器の検査不正問題。同社は「安全性に問題はない」とするが、30日には鉄道車両のドアの開閉やブレーキの操作に使う製品の一部でも不正な検査を行っていたと新たに明らかにした。長年にわたって検査を軽んじてきたうえに、問題発覚後も説明を尽くさない三菱電機。事態が車両の安全に関わる問題にまで発展しつつある中、同社の信頼は失われる一方だ。
同社は、他社の不適切な品質管理問題を受け、2016~17年度に社内で点検を実施。しかし、対象範囲が狭く不徹底に終わり、その後の18年12月に子会社が製造した253種のゴム製品について決められた品質検査を実施せずに出荷していたことが判明して、ようやく国内の全事業所と子会社を対象にした再点検に着手した。
ところが…
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