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大谷翔平の二刀流、原点はおおらかさ 岩手・奥州市水沢リトル

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河川敷で練習する水沢リトルの佐々木一夫監督(左)と選手たち=岩手県奥州市で2021年5月29日、高橋秀明撮影
河川敷で練習する水沢リトルの佐々木一夫監督(左)と選手たち=岩手県奥州市で2021年5月29日、高橋秀明撮影

 米大リーグ・エンゼルスで投打の「二刀流」として活躍中の大谷翔平(26)が、小学2年から中学1年までプレーしていたのが、岩手県奥州市の水沢リトルリーグだ。往年の名選手、ベーブ・ルースとも重ねられる逸材は、どのように育まれたのか。現地を訪ねた。

 左翼後方のかなたには残雪がまぶしい焼石(やけいし)連峰、右翼のすぐ後方には胆沢(いさわ)川の鮮烈な流れが見える。雄大な自然に囲まれた河川敷の水沢リトル練習場だ。

 「川までは70メートルぐらい。翔平が打つと、よくボールが川に入ってなくなりました」。当時コーチだった佐々木一夫監督(57)は懐かしそうに目を細める。ついに「引っ張り禁止令」まで出されたというが、佐々木監督は「自分がバッティングピッチャーの時は、逆に内角に投げて(左打者の大谷に)引っ張ってもらいました。中途半端に外角に投げると、ピッチャー返しが飛んできて怖かった」。子供の頃から、その打球速度は規格…

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