庭園支える7人の庭師 安来・足立美術館 米専門誌で18年連続日本一 美意識共有、緻密なメンテ /島根

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足立美術館の専属庭師=島根県安来市で、共同
足立美術館の専属庭師=島根県安来市で、共同

 安来市の足立美術館が、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で18年連続日本一に選ばれている。「隠れた名園」を見いだそうと2003年に始まったランキングで不動の評価を確立したのはなぜか。庭園の魅力を探った。

 白砂に緑鮮やかなクロマツ、コイが群れる池に借景の山々。5月末、総敷地面積約16万5000平方メートルに及ぶ美術館の庭に、作業服を着た7人の姿があった。午前5時。専属庭師によるクロマツの芽摘みが始まった。

 「丸く整え、小さく保つ」。浜田友和さん(45)が5センチほどの芽を根元からつまみ取っていく。その一本一本がマツの引き締まったシルエットを乱し、周囲との調和を損ねるという。18歳から足立一筋。腰を下ろし1時間半、黙々と続けた。

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