義に生きる尊さを 土方歳三テーマに日露合作映画、会津で撮影

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映画の製作発表記者会見に臨む(左から)増山麗奈監督、会津若松の芸妓置屋「花佳」の今村初子さん、女優の三羽茉里香さん、女優の大神田リキさん=福島県会津若松市で2021年6月21日午後1時19分、三浦研吾撮影 拡大
映画の製作発表記者会見に臨む(左から)増山麗奈監督、会津若松の芸妓置屋「花佳」の今村初子さん、女優の三羽茉里香さん、女優の大神田リキさん=福島県会津若松市で2021年6月21日午後1時19分、三浦研吾撮影

 幕末に活躍した新選組の副長、土方歳三を題材にした日露合作の歴史ファンタジー映画「歳三の刀」の撮影が、新選組と関わりの深い福島県の会津地方で行われた。一般社団法人「ユーラシア国際映画祭」(東京都)が製作し、2022年の完成を目指す。

 映画は土方が、親友でもあり同志でもあった新選組局長の近藤勇から譲り受けた名刀を巡る物語。実際は箱館(北海道函館市)で亡くなった土方が、映画では生き延びてロシアに渡ったと設定している。土方と近藤の絆を描き、義に生きることの尊さを現代に伝える内容になっているという。会津親善大使の辰巳琢郎さんも出演する。

 撮影は6月23日に会津若松市の料理旅館「田事(たごと)」と、会津美里町の伊佐須美神社で行われた。田事では、東山芸妓(げいぎ)の月乃さん、千代乃さん、冬華さんの3人が舞を披露し、幕末の宴会シーンを撮った。

料理旅館「田事」での東山芸妓の撮影シーン=福島県会津若松市で2021年6月23日、一般社団法人ユーラシア国際映画祭提供 拡大
料理旅館「田事」での東山芸妓の撮影シーン=福島県会津若松市で2021年6月23日、一般社団法人ユーラシア国際映画祭提供

 増山麗奈監督は「戊辰(ぼしん)戦争の歴史の重みもフィルムに焼き付けたい。会津の皆さんの思いを受け止め、映画を通じて海外に会津の魅力を発信したい」と話した。

 22年9月にロシアで開かれる「アムールの秋映画祭」で公開される。日本での公開の詳細は今後決まる。【三浦研吾】

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