中西・前経団連会長死去 デジタル変革、道半ば 日立再建導く

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日立製作所会長として記者会見に臨む中西さん=東京都千代田区で2015年2月、長谷川直亮撮影
日立製作所会長として記者会見に臨む中西さん=東京都千代田区で2015年2月、長谷川直亮撮影

 6月27日に75歳で死去した中西宏明さんは、業績悪化で青息吐息だった日立製作所を復活させた実績を引っさげて、経団連会長に就任。強い発信力を生かし、デジタル革命や人材育成などを推進した。しかし、会長に就いてから1年足らずでリンパ腫を発症し、病と闘いながらの活動を余儀なくされた。1日に明らかになった訃報を受け、各界には悼む声が広がった。

 もともと技術畑だった中西さん。日立では山陽新幹線の運行管理システムの共同開発担当を皮切りに、コンピューターのエンジニアとして頭角を現した。リーマン・ショックが起きた2009年3月期、それまでの国内製造業として最悪だった7873億円の最終赤字に陥ると、副社長として経営再建の中核メンバーに入った。

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