連載

eye

社会や政治、スポーツなど国内外の動きを、写真のレンズを通して見つめます。

連載一覧

eye

見つめ続ける・大震災 福島・双葉に再び町の鼓動

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
試合前にチームメートとキャッチボールをする山本雅樹さん(中央)=秋田市で2021年4月25日、和田大典撮影
試合前にチームメートとキャッチボールをする山本雅樹さん(中央)=秋田市で2021年4月25日、和田大典撮影

 「原発事故までの人生と避難してからの人生は、なんかつながってない感覚なんです」。小学5年の野球少年にとっても急激な環境の変化だった。

 福島県双葉町で生まれ育った富士大学(岩手県花巻市)の4年、山本雅樹さん(21)は10年前の東京電力福島第1原発事故の後、一家で埼玉などを経て横浜市に避難し高校まで過ごした。「テレビでしか見たことのないビル群の中で、同学年のクラスも一つから7クラスになって、まったく別世界っていう感じでした」と振り返る。

 小学2年で始めた野球が支えになった。「親が自分たちの仕事の再開もままならないなか野球のクラブを探したりしてくれてありがたかった。学校が変わっても野球のおかげで友達もすぐにできたし、いい出会いがたくさんあった」

この記事は有料記事です。

残り650文字(全文974文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集