特集

熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

特集一覧

大雨もたらしたメカニズム 梅雨前線「へばりつく状態」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
土石流を受け濁流が流れる中、埋まった交通標識=静岡県熱海市で2021年7月3日午後4時36分、西夏生撮影
土石流を受け濁流が流れる中、埋まった交通標識=静岡県熱海市で2021年7月3日午後4時36分、西夏生撮影

熱海土石流

 東海や関東地方に集中的に大雨が降った原因について、NPO法人「CeMI気象防災支援・研究センター」の村中明センター長(気象災害)は「停滞する梅雨前線に、暖かく湿った空気が東海地方に集中的に流れ込んだため」と指摘する。

 太平洋上にあった梅雨前線は、6月末ごろから日本の南にある太平洋高気圧が強くなるのに伴い、北に押し上げられ、東日本の沿岸部まで北上。そのまま停滞した。そこに、雨のもととなる水蒸気を含んだ暖かく湿った空気が流れ込むことで、大雨をもたらした。

 村中氏は「湿った空気が東海、関東地方に集中的、持続的に送り込まれ続けたため、この地域の雨量が多くなった」と分析した。

この記事は有料記事です。

残り528文字(全文820文字)

【熱海土石流】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集