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障害と芸術~言葉を超えて

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/2 喜び受け止める仲間 音楽セラピーでつながる /島根

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音楽療法の教室で笑顔で太鼓をたたく加藤大熙さん=浜田市で2021年6月13日午前10時34分、萱原健一撮影
音楽療法の教室で笑顔で太鼓をたたく加藤大熙さん=浜田市で2021年6月13日午前10時34分、萱原健一撮影

 江津市で5月に開かれたイベント「にぎやかな日々」の音楽祭で、一番にステージに上がったダウン症の加藤大熙(ひろさと)さん(21)=浜田市=の指揮者ぶりは堂々たるものだった。後日、母親の万季さん(57)に尋ねると、家でも歌って踊ってギターをかき鳴らす音楽好きだという。「でも、ああしてみんなの前で(指揮が)できたのは、0歳の頃から音楽セラピーに通ってきたからだと思います」

 6月13日、浜田市佐野町の石見公民館佐野分館では音楽療法の教室が開かれていた。「障害児を持つ親の会・すぎな会」(同市竹迫町)が30年以上前から、市内の保育園や閉校後の小学校など場所を変えながら、毎月1回のペースで続けている。音楽セラピーは、打楽器演奏などで体を動かし、周囲の人と音を合わせながらコミュニケーションをとる訓練になる。加藤さんは、今では教室の「盛り上げ隊長」だ。この日もダウン症や自閉症…

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