仁和寺に「不動明王」を奉納 友禅画家、あだち幸さん「すべての命と共存」 /京都

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奉納後に展示された「不動明王-Ⅰ」の前で撮影に応じる友禅画家、あだち幸さん(左)と仁和寺の瀬川大秀門跡=京都市右京区の同寺で2021年6月28日、斉藤貞三郎撮影
奉納後に展示された「不動明王-Ⅰ」の前で撮影に応じる友禅画家、あだち幸さん(左)と仁和寺の瀬川大秀門跡=京都市右京区の同寺で2021年6月28日、斉藤貞三郎撮影

 世界文化遺産・仁和寺(京都市右京区)に友禅画家、あだち幸さん(77)=同市中京区=の作品「不動明王―Ⅰ」が奉納された。御殿の北庭を望む黒書院に常設展示され、厳しい憤怒の顔の奥にある慈愛に満ちたまなざしですべての命を見守っている。

 あだちさんは岡山県井原市の実家を工房として活動。複雑な友禅染の工程の多くを一人で行い、独自の技法を加えた友禅画で「菩薩(ぼさつ)」「情念」などの世界を表現している。東日本大震災後、絶望感や人災に対する…

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