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事実上「敗北」の自民 都議選の戦略ミス、衆院選への影響は

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記者団の取材に応じる菅義偉首相(左)=首相官邸で2021年7月5日午前9時53分、竹内幹撮影
記者団の取材に応じる菅義偉首相(左)=首相官邸で2021年7月5日午前9時53分、竹内幹撮影

 与野党が次期衆院選の前哨戦として臨んだ4日の東京都議選で、自民党は想定以上に伸び悩んだ。政府の新型コロナウイルス対応への不満に加え、戦略ミスも響いた。過去2番目に少ない33議席は事実上の「敗北」で、党内から政府や党執行部への批判が強まっている。

「必死な姿見せない」菅首相に恨み節

 「厳しい結果になった」。投開票から一夜明けた5日、菅義偉首相は、首相官邸で向き合った自民党の下村博文政調会長に語った。目標に掲げた「自民、公明両党で過半数」に遠く届かず、自民の低調ぶりは明白となった。首相は新型コロナウイルスに関して「一人でも多くワクチン接種ができる状況をつくることに専念したい」と強調したが、迫る衆院選に向けて痛手となったことは隠せない。

 政権幹部や自民執行部は、党内の動揺を抑えるため、都議選と衆院選を切り離そうと躍起だ。最終盤に小池百合子都知事が、地域政党「都民ファーストの会」の応援に駆けつけたことから、「小池氏は天才的なプレーヤーだ」(ベテラン)などと指摘し、小池氏人気に負けたとの総括に終始。党を挙げて選挙戦術の課題を洗い出し、敗因分析を進めようとする姿勢は見られない。

 党内からは、執行部の戦略ミスを指摘する声が相次いだ。6月中旬、自民が50議席超を獲得すると予測する党実施の情勢調査が広まり、楽勝ムードが芽生えた。だが、告…

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