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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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熱海土石流 どうか無事でいて… 避難先で眠れぬ夜明かし

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静岡県の防災サイトをスマートフォンでチェックする安藤優子さん(左)と長男の彬希さん=静岡県熱海市桃山町で、太田圭介撮影
静岡県の防災サイトをスマートフォンでチェックする安藤優子さん(左)と長男の彬希さん=静岡県熱海市桃山町で、太田圭介撮影

 「こんな大きな災害、いまだに信じられない」――。静岡県熱海市伊豆山で3日発生した土石流被害。近隣住民は小学校など市内の避難先で一夜を明かした。住み慣れた街の突然の変貌ぶりに、一様に不安な表情を隠せなかった。【梁川淑広、太田圭介、深野麟之介】

 市総合福祉センターに避難してきた七尾団地の料理人、檜山佳孝さん(54)は「団地は斜面の一番高い所にある。団地は無事だが、土砂で道がふさがれて帰れない。被災現場近くの知人も多い。何とか避難していればよいが」と表情を曇らせた。妻も自宅に1人残されていて「連絡は取れるが、断水と停電が続いている」と案じた。

 市立熱海中学校の体育館に避難したパート、安藤優子さん(54)はリゾートホテル「ラビスタ伊豆山」近くに住む。「ハザードマップを見たことがあり、土石流の警戒区域に位置するのは知っていた」と話す。しかし、「15年前に住み始めてから災害の発生がなく、「これほど大規模な土石流は全く予想していなかった」と驚きを隠さない。

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【熱海土石流】

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