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高野山真言宗の宗務総長(総本山金剛峯寺執行長)に徳島県美波町の薬王寺住職、今川泰伸氏(60)が5日、就任した。今川氏は、初めて行われた全国の住職による投票(6月9日開票)で当選。任期は4年で、この日、高野町の金剛峯寺で行われた就任式では「若さゆえにできることもあるかと思う。皆さんの意見を拝聴し、納得できる宗政にしていきたい」とあいさつした。
宗務総長は、国の内閣にあたる「内局」のトップ。式典では、葛西光義管長が「選挙結果は期待の大きさと責務の重大さを示している。培われた経験とネットワークを生かし、速効性のある宗政を展開されることを期待する」と述べ、今川氏をはじめ、内局の幹部一人一人に辞令を手渡した。
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