ブラジル、違法採掘深刻 熱帯雨林破壊 「大統領が推奨」先住民怒り

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ヤノマミ族の先住民保護区で違法採掘を拡大させるグループのキャンプ=違法採掘を監視するNGOウトゥカラ提供。上空からの監視活動で4月撮影
ヤノマミ族の先住民保護区で違法採掘を拡大させるグループのキャンプ=違法採掘を監視するNGOウトゥカラ提供。上空からの監視活動で4月撮影

 南米ブラジルの先住民ヤノマミ族が暮らすアマゾンの先住民保護区で、違法な金の採掘に伴う熱帯雨林の破壊が加速している。ヤノマミ族は、ボルソナロ政権による環境保護軽視などがこうした違法行為を助長していると非難する。

 「熱帯雨林の破壊や違法採掘はいつの時代も行われてきた。だが、以前の政権と異なり今の政権はそれを推奨している」。ヤノマミ族の指導者、アルミールさん(46)は毎日新聞の電話取材にボルソナロ政権を厳しく批判した。

 北部アマゾンの熱帯雨林に広がる先住民保護区は無断立ち入りや開発行為が禁止されており、環境保全の役割も果たす。だが開発の解禁を目指すボルソナロ大統領が2019年に就任後、野焼きや伐採などの違法行為は活発化している。

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