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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む27人が犠牲、1人が行方不明に。

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熱海土石流 発生72時間、懸命の捜索続く 所在不明者は24人

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 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で起きた土石流災害で、県が5日夜に安否不明者を特定するため、対象地区の住民基本台帳に登録され、所在が確認されていない64人の名簿を公開したところ、本人や親戚から連絡があり、市は6日朝までに41人の生存を確認した。新たに登録者以外の安否不明者が1人いると分かり、所在不明者は24人となった。生存率が急激に下がるとされる「72時間」を迎える中、現場では捜索活動が続いている。

 64人分の名簿は市が作成し、県が5日夜に公表した。市によると、公表直後から災害対策本部情報班に続々と電話が入った。市は、生年月日や電話番号などを基に信ぴょう性を判断した。「いたずら」のような電話はなかったという。41人の状況は、親戚方や実家にいた▽施設が変わっていた――などで、けが人がいるかどうかは不明。

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【熱海土石流】

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