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人生のとき 妻の死、音楽に救われ 歌手・新沼謙治さん

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ギタリスト、村治佳織のサインが入った愛用のギターを奏でる新沼謙治。コンサートでは妻・博江が大好きだった石原裕次郎の歌をよく弾き語りで披露する=東京・大森で
ギタリスト、村治佳織のサインが入った愛用のギターを奏でる新沼謙治。コンサートでは妻・博江が大好きだった石原裕次郎の歌をよく弾き語りで披露する=東京・大森で

 「何度も悔しい思いをした。受かった時は本当にうれしかった」。新沼謙治(65)は日本テレビの音楽オーディション番組「スター誕生!」の予選会に4回落ちた。辛抱強く練習を重ね、1975年、5回目に決戦大会で合格し、翌76年に19歳でデビュー。「嫁に来ないか」が大ヒットしてNHK紅白歌合戦への初出場も果たした。

 岩手県大船渡市の田舎に生まれ、中学を卒業し、合板工場で働いた後、宇都宮市で左官に。自宅が土砂崩れで壊れ、長男として一家の暮らしを支えるためだった。

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