連載

障害と芸術~言葉を超えて

毎日新聞デジタルの「障害と芸術~言葉を超えて」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

障害と芸術~言葉を超えて

/3 演奏者「私が救われた」 音を楽しみ喜びを共有 /島根

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
「演奏しながら涙が出た」というフルートの村上真実さん(左)とバイオリンの福間志保さん=島根県江津市で、萱原健一撮影
「演奏しながら涙が出た」というフルートの村上真実さん(左)とバイオリンの福間志保さん=島根県江津市で、萱原健一撮影

 「本当にいい顔をしていたんです」。江津市のイベント「にぎやかな日々」の音楽祭(5月)でステージに上がり、全身で指揮をしたダウン症などの障害を持つ男女5人の笑顔を、フルート奏者の村上真実さん(41)=益田市=は忘れられない。生き生きとした表情を目の当たりにして「演奏しながら涙が出ました」。心から音楽を楽しんでいるのが伝わってきたからだ。

 この日の演奏者のうち、益田市内で「いつでもどこでも音楽を」をモットーに活動をする「音楽ユニットen」のメンバーにとって即興、しかも障害のある人の指揮は初めてだった。メンバーは30~40代の女性6人で、フルート、バイオリン、箏(こと)、ピアノ、二胡(にこ)、ボーカル。中学の教員や看護師などそれぞれ仕事をしながら年間15回ほど保育園や介護施設などに出向き、クラシックから演歌まで幅広い曲を演奏する。人…

この記事は有料記事です。

残り676文字(全文1045文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集