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新型コロナ 進む規制緩和 接種「先進国」は今 英、感染増でも「正常」へ/仏、バカンス入り緊張感

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サッカーの欧州選手権でイングランドがベスト4に進出したことを喜ぶサポーター=ロンドンで2021年7月3日、AP
サッカーの欧州選手権でイングランドがベスト4に進出したことを喜ぶサポーター=ロンドンで2021年7月3日、AP

 新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、行動規制の完全撤廃まであと一歩に迫った英国。ところがここへ来て新規感染者が急増し、撤廃は1カ月先送りとなった。接種「先進国」で何が起きているのか。

英、感染増でも「正常」へ 動揺抑える死者数減

 3日、ロンドン中心部の繁華街。サッカーの欧州選手権でイングランドがベスト4入りし、サポーターは肩を組み、大声で合唱し勝利に酔いしれた。コロナ禍で西欧最多の約12万8000人の死者を出した英国は、既に人々の日常をほぼ取り戻したかのようだ。

 だがその裏で、新規感染者は増加中だ。4月中旬~5月中旬は1日当たり約2000人だったが、6月下旬以降2万人台で推移。最大の原因は、感染力の強いインド由来の変異株「デルタ株」の流行だ。英政府によると、英国内で今、確認される新型コロナ感染の約95%がデルタ株によるものだ。

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