東電 福島第2原発の除染着手 使用済み核燃料搬出など課題山積

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
東京電力福島第2原発1号機の原子炉建屋内で、制御棒駆動機構補修室の機器を高圧洗浄機で除染する作業員たち=福島県楢葉町で2021年7月6日、寺町六花撮影
東京電力福島第2原発1号機の原子炉建屋内で、制御棒駆動機構補修室の機器を高圧洗浄機で除染する作業員たち=福島県楢葉町で2021年7月6日、寺町六花撮影

 東京電力は6日、廃炉作業が始まった福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)の除染作業を報道関係者に公開した。東電は2064年度までに全4基の廃炉完了を目指すが、使用済み核燃料の搬出や放射性廃棄物の処理方法など課題は山積している。【寺町六花】

 報道陣への公開は、2018年6月に東電が第2原発の廃炉方針を正式表明して以降初めて。記者は何重ものセキュリティーチェックを受け、1号機の6階建て原子炉建屋4階にたどり着いた。

 4階では防護服を着て防じんマスクをかぶった作業員が2チームに分かれて作業していた。原子炉内で燃料の核分裂反応を抑えていた制御棒を出し入れする駆動機構(CRD)の補修室にある、CRDの分解装置などを高圧洗浄機を使って水を吹き付け放射性物質を除染した。1~4号機の分解装置の表面線量は毎時0・3~4・0ミリシーベルトになるという。この作業を補修室の外から見学した記者は防護服を着ることはなかった。

この記事は有料記事です。

残り379文字(全文783文字)

あわせて読みたい

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集