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吉村・大阪知事「完全に増加傾向」 足元の予兆根拠に延長要請判断

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新型コロナウイルス対策本部会議で発言する大阪府の吉村洋文知事=大阪市中央区で2021年7月7日午後0時28分、梅田麻衣子撮影
新型コロナウイルス対策本部会議で発言する大阪府の吉村洋文知事=大阪市中央区で2021年7月7日午後0時28分、梅田麻衣子撮影

 まん延防止等重点措置の延長要請を決めた7日の大阪府の新型コロナウイルス対策本部会議では、リバウンド(感染再拡大)の兆候をうかがわせる各種データが示された。大きな犠牲を伴った「第4波」の二の舞いを回避しようと、庁内の緊迫感は高まっている。

 「完全に増加のトレンド(傾向)に入っている」。吉村洋文知事は会議で感染状況に懸念を表明し、その後の記者会見では、まん延防止措置を巡る判断の経緯を明かした。4日に延長を検討し始め、松井一郎・大阪市長に相談。6日夕に府幹部と打ち合わせて延長方針を固め、同日夜、西村康稔・経済再生担当相に延長を望む自らの考えを伝えたという。

 判断の根拠となったのは足元での感染拡大の予兆だった。府によると、6日までの1週間の新規感染者は計788人で、前週比1・15倍。前々週比では1・22倍で、6月中旬に底を打った感染者数が2週連続で増加傾向に転じている。

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