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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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熱海土石流 泥とがれきに阻まれ…復旧長期化懸念 続く不自由な生活

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土石流に襲われた住宅街で行方不明者を捜す警察官ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月7日午後1時58分、丸山博撮影
土石流に襲われた住宅街で行方不明者を捜す警察官ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月7日午後1時58分、丸山博撮影

 土石流が発生した静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区では、7日も自衛隊や警察などが約1700人態勢で捜索や復旧に向けた活動を続けたが、大量の土砂やがれきに阻まれ作業は難航している。復旧の長期化が懸念される中、被災者は片付けや入浴もままならず、不自由な生活が続いている。

 クリーニング店を営む岡本政夫さん(69)は、7日朝から泥の撤去に汗を流した。一部の地域で断水が続く中、地元消防団と協力し、利用可能な消火栓に長さ25メートルのホース2本を連結して地区内を歩き回り、道路の泥を水で洗い流した。

 自宅兼店舗の1階部分には土砂が流れ込み、クリーニングの機械も使えなくなった。被災後、復旧作業に来た道路関係者らと2日間かけて泥をかき出したものの、地区の道路は泥に埋まったまま。「この地区は高齢者が多く、私でもまだ若い。避難中の人も多く、自分が頑張らねば」と地区の掃除に乗り出した。店の営業再開の見通しは立たないが、「地元で営業再開を待っているお客さんが私の支え。今日は道路の泥をきれいにするので精い…

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【熱海土石流】

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