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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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盛り土 厚さ15メートルの計画、実際は50メートル 熱海土石流

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記者会見する静岡県の難波喬司副知事=県庁で2021年7月7日午前9時51分、佐々木彩夏撮影
記者会見する静岡県の難波喬司副知事=県庁で2021年7月7日午前9時51分、佐々木彩夏撮影

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で起きた土石流災害で、同県の難波喬司副知事は7日、緊急記者会見を開き、土石流の起点付近にあった盛り土について「工法が不適切だった。盛り土の土砂が災害を甚大にした」と語った。以前に土地を所有していた会社は2009年、厚さ15メートルの盛り土をするとの計画を示していたが、20年の地形データによると、約50メートルまで積み上がっていた。この会社に対しては再三、行政指導をしていたという。

 盛り土のあった土地は06年、現在の所有者と異なる会社が取得した。この会社は07年、約3万6000立方メートルの盛り土をする届け出を熱海市に提出して受理された。その後、林地開発許可違反が判明し、県は是正を指導。是正後の09年から土砂の搬入を始めたものの、10年に盛り土に産業廃棄物(木くず)の混入が判明し、県と熱海市が撤去を求めた。市は工事の中止なども要請していた。この会社は中止要請に応じないまま、…

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