高齢者と故郷、ネットで結ぶ 鳥羽・福祉施設⇄答志島 /三重

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 鳥羽市のエコツアー事業者らでつくる市エコツーリズム推進協議会は6日、市内の高齢者福祉施設の利用者と故郷とをインターネットで結ぶ「オンラインふるさと便り」を行った。画面に懐かしい顔を見つけた参加者は「久しぶり。元気ですか」などと話し、手を振り合って再会を喜んだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外出ができなくなっている高齢者施設の入所者に、それぞれの故郷の様子を知り、元気になってもらおうと企画した。今回は同市松尾町のサービス付き高齢者向け住宅「すてっぷ」と答志島を、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って交流した。

 同協議会などによると、答志島には同協議会の3人1組の2チームがおり、竜の顔に見える大木で知られる美多羅志(みたらし)神社のほか、漁港、市内で唯一の豆腐製造販売店・山下豆腐店、地元民らに人気のロンク食堂などを訪問。代理参拝をした模様や、豆腐店や食堂の味の秘訣(ひけつ)などのインタビューを伝えた。

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