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2020年7月の九州豪雨では、県内でも6人が犠牲になるなど甚大な被害が発生した。由布市や日田市では7日、追悼式などが開かれ、参加者らが犠牲者の冥福を静かに祈った。
由布市湯布院町の湯平温泉街では、氾濫した川の濁流に車ごと流されて命を失った旅館「つるや隠宅(いんたく)」の若旦那、渡辺健太さん(当時28歳)ら一家4人の追悼式が開かれた。旅館脇には祭壇が設けられ、湯平地区の住民ら約40人が焼香をして4人の冥福を祈った。
湯平自治区の麻生悦博区長(64)は「(4人が亡くなり)今も悲しくて悔しい。皆さんはいつまでも私たちの心の中に生き続けている」と追悼の言葉を述べ、早めの避難を合言葉に「命を守る行動をとる」と誓った。
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