さようなら「歌う電車」 京急電鉄の車両、機器更新で「引退」

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引退する「歌う電車」新1000形=京急電鉄提供
引退する「歌う電車」新1000形=京急電鉄提供

 「歌う電車」として親しまれている京急電鉄(横浜市西区)の車両が今夏、「引退」する。発車時に音階を奏でる車両は、乗客やファンから人気を集めていたが、機器の更新によって最後の1編成が歌い終えることになった。【小出禎樹】

 歌う電車は、京急創立100周年の1998年に登場した「2100形」が注目を集め、その後「新1000形」にも搭載された。電車を動かすモーターを制御するインバーターの振動によるノイズ音を、海外機器メーカーが音階に聞こえるように調整した。

 「ドレミファインバーター」と呼ばれ、特徴的な音階が親しまれてきた。ロックバンド「くるり」が京急とタイアップして2005年にリリースした曲「赤い電車」でも<赤い電車は歌い出す/ファソラシドレミファソ>と歌詞になった。しかし、08年から車両の更新が進み、最後の1編成も間もなく引退することになった。

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