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「みんなの銀行」という名称の銀行が5月28日にサービスを始めた。実店舗や通帳だけではなくキャッシュカードも存在せず、日本初の「デジタル銀行」を名乗っている。サービス開始に合わせたキャンペーンは「小遣い稼ぎ」になるとSNS(ネット交流サービス)で話題となり、口座数は1カ月で約5万に達した。その正体は一体何なのか。
記者も口座を開設してみると
#みんなの銀行
紹介コード×××××
こうしたメッセージが5月下旬、ツイッターに相次いで投稿された。
この「お友だち紹介プログラム」と名付けたキャンペーンは、口座を開設した際に表示される紹介コードを使って誰かが口座を開設すれば、紹介する人と紹介された人の口座にそれぞれ1000円が入金される、というもの。見知らぬ人でも構わないため、不特定多数が閲覧するツイッターに紹介コードが書き込まれ、「1000円もらえました」という報告も寄せられた。1人がもらえる金額の上限は累計30万円にも及ぶ。
記者も口座を開設してみた。必要となるのは、スマート…
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