静岡・熱海土石流 生活再建、手探り 断水、給水所の往復負担

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
土石流に覆われた住宅地で捜索を続ける警察官や自衛隊員ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月9日7時38分、手塚耕一郎撮影
土石流に覆われた住宅地で捜索を続ける警察官や自衛隊員ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月9日7時38分、手塚耕一郎撮影

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で起きた土石流災害は、周辺の住民生活を寸断した。9日も断水が続き、坂道が多い地区では給水所への往復が住民の大きな負担になっている。こうした中、応急措置が急ピッチで進み、立ち入り規制エリア以外では水道や電気、ガスといったライフラインが徐々に復旧。9日には災害ごみの仮置き場も開設され、生活再建に向けた歩みが少しずつ始まっている。

 「重たいし不便だけど、どうにかやっている」。地区に住む田井幸枝さん(78)は9日朝、夫(83)と仲道公民館の近くの給水所を訪れた。それぞれ6リットルの水が入ったポリ袋二つを両手に持ち、急な坂道を下ったところにある自宅へ。この日は、往復10分以上かかる道のりを2往復した。「一日でも早く、断水が解消してほしい」と語った。

この記事は有料記事です。

残り857文字(全文1198文字)

あわせて読みたい

注目の特集