「表現の不自由展」大阪地裁が施設の利用認める決定 開催可能に

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「表現の不自由展かんさい」の開催が予定されている「エル・おおさか」=大阪市中央区で2021年6月25日、藤井達也撮影
「表現の不自由展かんさい」の開催が予定されている「エル・おおさか」=大阪市中央区で2021年6月25日、藤井達也撮影

 企画展「表現の不自由展かんさい」の会場に予定されていた大阪府立施設の利用承認が取り消された問題で、大阪地裁は9日、実行委員会に会場の利用を認める決定を出した。森鍵(もりかぎ)一裁判長は会場の安全を脅かす具体的な危険が認められないとした上で、「正当な理由がない拒否は憲法の保障する表現の自由の不当な制限につながる」と判断した。施設側の処分を執行停止するこの決定は即座に効力を持つため、企画展の開催は一転して法的に可能になった。

 各地の不自由展が中止や延期に追い込まれる中、今回の司法判断は開催の是非に一石を投じる形になる。施設側は決定を不服として、大阪高裁に即時抗告する方針だ。

この記事は有料記事です。

残り931文字(全文1220文字)

あわせて読みたい

注目の特集