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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む27人が犠牲、1人が行方不明に。

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「被害拡大要因」盛り土、いつ誰が 繰り返された法令違反と指導

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大規模土石流で被災した静岡県熱海市伊豆山の現場。県警や消防、自衛隊が捜索や救助活動を続けている=静岡県熱海市で2021年7月9日午後2時18分、本社ヘリから
大規模土石流で被災した静岡県熱海市伊豆山の現場。県警や消防、自衛隊が捜索や救助活動を続けている=静岡県熱海市で2021年7月9日午後2時18分、本社ヘリから

 静岡県熱海市の伊豆山(いずさん)地区で起きた土石流災害は、10日で発生から1週間となる。住民らを巻き込んだ土石流。この1週間で、土石流の起点周辺の盛り土が被害の拡大につながったとの見方が強まっている。土石流はなぜ発生したのか。

 土石流の起点周辺にあった盛り土。元国土交通省技官の難波喬司・静岡県副知事が「工法が不適切で、盛り土の土砂が災害を甚大にした」と説明するなど、土石流災害との関連を指摘する意見が出ている。

 盛り土があった場所は海岸から約2キロの逢初(あいぞめ)川最上流部だ。神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)が2006年にこの地点を含む上流一帯の土地を取得し、盛り土を造成した。同社が静岡県土採取等規制条例に基づき、07年3月に熱海市に出した届け出によると、0・94ヘクタールの土地に3・6万立方メートルの盛り土をする計画だった。

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【熱海土石流】

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